都市部と地方の物件価格の二極化が進む中、今後の日本不動産市場の展望は?

2024.11.08

皆様、ReBIRTH株式会社のコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回は都市部と地方の物件価格の二極化が進む中、今後の日本不動産市場の展望についてご紹介いたします。


2024年の日本不動産市場において、都市部と地方での物件価格の二極化がますます顕著になっています。特に、首都圏や大阪、名古屋といった大
都市圏では、強い需要が続き、物件価格の上昇が見られます。一方、地方都市では人口減少や供給過剰が続き、価格が低迷する傾向が強まっています。


都市部の需要と価格の堅調さ

都市部では、経済活動の中心であり雇用機会が多く、加えて通勤利便性や生活インフラが充実していることから、依然として需要が高い状態です。特に、リモートワークの定着により職住近接を重視する層や利便性を求める単身者からのニーズが続いています。結果として、都市部の住宅価格は上昇傾向にあり、不動産投資としても高い人気を維持しています。


地方の供給過剰と価格低迷

一方、地方都市では人口減少や若年層の都市部への流出により、居住ニーズが減少しており、需給のバランスが崩れています。空き家が増加し、維持管理の負担がかさむことも、地方の物件価格が低迷する一因となっています。地方自治体は移住促進や補助金制度を導入し、テレワーク移住の奨励や空き家活用策を進めていますが、物件需要への影響はまだ限定的です。


投資物件の動向:都市部と地方の選択肢

不動産投資の観点からは、都市部の物件の安定した需要が魅力的ですが、地方の観光地などではインバウンド需要の回復に伴い、リゾートや観光物件に対する関心も高まっています。円安の影響もあり、外国人投資家による観光地物件の需要が増加しています。ただし、こうした需要増加は一部のエリアに限られ、地方全体の価格上昇には至っていません。


今後の展望:二極化が進む不動産市場

都市部と地方の価格二極化が進む中、今後の不動産市場は新たな局面を迎えるでしょう。都市部では価格上昇による住宅取得のハードルが高まり、特に若年層には選択肢が限られる一方、地方では供給過剰と価格低迷が地方経済の課題として顕在化しています。この構造的な変化は、日本の不動産市場における大きなテーマとなっており、ReBIRTH株式会社としても都市部と地方それぞれの市場動向を継続して注視し、投資家の皆様に価値ある情報と戦略的な提案をお届けしたいと考えています。


ReBIRTH株式会社として、不動産市場の二極化に対する現状とその影響について、読者にとってわかりやすく、今後の参考となるコラムに仕上げました。


本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも、私たちReBIRTH株式会社を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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