皆様、いつもReBIRTH株式会社のコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは「ペット共生型マンション」です。
ペットを飼育する世帯は年々増加しており、「ペットは大切な家族の一員」という意識が社会全体で定着しています。
実際ペットを飼育する世帯も増えており、ペットフード協会の統計によりますと犬の新規飼育数は2024年に4万7000匹増との結果が報告されています。
また、「ペットにも良い環境で過ごしてもらいたい」という需要が高まり、賃貸市場において「ペット可」という表示は、もはや単なる付帯条件ではなくなりつつあるようです。
近年「飼える」という最低限の条件ではなく、「ペットとの生活を豊かにし、飼い主の負担を軽減してくれる」付加価値の高い”ペット共生型マンション”が増えております。
物件の競争力を高め、長期的な入居を促すために、どのような「進化系ペット設備」が注目されているのか、その最前線をご紹介します。
1. 飼い主の負担を激減させる共用部設備
ペットを飼う上で、最も手間がかかるのが「散歩後のケア」と「ニオイ対策」です。共用部にこれらの問題を解決する設備を設けることで、入居者にとって非常に魅力的な物件になります。
⚫︎ペット専用の足洗い場(グルーミングスペース)
散歩から帰宅した際に、エントランス付近や専用ルームで泥や汚れを落とせる設備です。温水が出るため、冬場でもペットに負担をかけずにケアできます。
⚫︎ドッグラン・コミュニティスペース
敷地内に小型のドッグランや、雨の日でも遊ばせられる屋内スペースを設けることで、近隣の公園まで行かなくても運動させられる利便性が評価されています。
また、入居者同士のコミュニティ形成の場としても機能しています。
2. 快適性と安全性を高める専有部設備
ペットとの室内生活の質を高めるための設備は、入居者が「ここに住みたい」と決める決定打になっているようです。
⚫︎傷に強い床材(滑りにくいフロア)
ペットの足腰に負担がかかりにくい、滑りにくい加工が施された床材や、爪による傷がつきにくい高耐久性のフローリングが採用されています。
⚫︎消臭機能付きの壁材・換気設備
ペット特有のニオイが残りにくいよう、消臭・抗菌機能のある壁材(クロス)や、高機能な換気システムを導入されており、快適性が格段に向上しています。
⚫︎ペット用潜り戸・脱走防止柵
室内ドアの下部にペット専用の小さな潜り戸を設けたり、玄関に簡易的な脱走防止柵を設置できる構造にしたりすることで、ペットの安全性を高めています。
これからさらにペットのニーズは高まっていくことが予想されます。
今回紹介した「ペット共生型マンション」のような飼い主もペットも安心して暮らせる賃貸物件は今後増えていくのではないでしょうか。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも、私たちReBIRTH株式会社を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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